アーユルヴェーダとカラリパヤットゥ

 小山内薫が、アーユルヴェーダとカラリパヤットゥを学ぶ課程での、毎日の感動を印度からフレッシュにお届けします。  自然に帰り、心身と精神の健康を総合的に考えるサイトを目指しています。

神経麻痺とバスティ(かん腸療法)

ここ10日ほど前から、パンチャカルマ課で研修しています。

バスティの入院患者が2名。

いずれも、事故で背骨を怪我して神経麻痺になった患者さんたちです。

ひとりは、バイクから落ちて怪我をして、
もうひとりは転んで腰を打ったようです。


事故当初は現代医学の病院で治療を受けていましたが、

回復がその後見られず、AYURVEDAの治療を求めてうちの

病院にやって来ました。


彼らのメインとなる治療は、パンチャカルマの王者:バスティ です。



basti

まずは、ハチミツと岩塩を混ぜます。


basti

その間に、薬草のディコクションを牛乳を足して作ります。



蜂蜜と岩塩を10分程混ぜ合わせたら、
薬草オイル、ギー、水牛の骨髄液を加えて混ぜます。


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薬草ペーストを加え混ぜます。



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薬草ディコクションをこして、混ぜ合わせます。


こうして、バスティの薬は1時間ほどかけて作られます。
薬は、すり鉢ですり合わせれば、すり合わせるほど
効果的です。だから、やはり1時間はどうしてもかかってしまいます。

basti

いよいよ、バスティの投入です。


basti



basti



basti


大腸に空気が入らないように気をつけなければなりません。



神経麻痺は、典型的なウ゛ァータの疾患で、
バスティはウ゛ァータ系の疾患に最適です。


3年くらいも一向に変化が見られなかった症状だったのが、パンチャカルマを
受けてから、杖をついて歩けるようになったり、動きが全く取れなかった腕を
動かせるようになったり、
感覚を全く感じることが出来なかった下半身に感覚(特に痛み)が少しづつ戻ってきたりと
回復しつつあります。









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Comment

[365] 悩み相談さんへ

わたしもインドホヤホヤの時は、正露丸使用していました。
はて、効いたかなぁ?覚えていません。
これからもよろしくです!

[363]

こんにちは 興味深く読まさせていただきました。

人間の身体って不思議ですね、脊椎にこれが効果あるなんて

長い時間を掛けて人間が確かめてきた知恵ですね

中国とエジプトで食あたりして正露丸を一瓶飲んだけどだめでした

精油は無菌状態の日本人旅行者にはよさそうですね。

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プロフィール

小山内薫

Author:小山内薫
 1999年、東京外国語大学入学、ヒンディー語課専攻。入学2年後に中退。その後すぐ、2001年にインドに渡り、グジャラート州にあるグジャラート・アーユルヴェーダ大学の5年半のアーユルヴェーダ医師資格取得課程にてアーユルヴェーダの勉強をはじめる。(印度政府国費留学ICCR制度)
今年、最終学年を終え、政府アーユルヴェーダ大学病院で、インターンのアーユルヴェーダ医師として1年間にわたり働く予定。

 インド旅行中、南インド・ケーララ州にあるカンヌール市でカラリパヤットゥ師匠CMシェリフと出会い、2005年よりカラリパヤットゥの修行をはじめ、今はカラリパヤットゥの治療マッサージの指導をも受けている。ケーララ滞在中は、1日3−5人の割合で、地元の女性を中心に、師匠の監視の下、治療マッサージを実践的に患者に行っています。また、地元の子供たちにもカラリパヤットゥの指導を週に1−2回しています。(KKA:ケーララ・カラリパヤット・アカデミー、カンヌール市)

  今後は、アーユルヴェーダとカラリパヤットゥを世界の皆さんに知ってもらう為に、いろいろな活動をしていきたいです。





問い合わせ先 caoru_osanai@hotmail.com



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